お兄ちゃん!
ブラウザで見るページって
サーバで公開されているんだよね?
同じようにページを公開できるのかな?
パッケージ名は
ディストリビューションによって異なり
apache2
や httpd
となっているよ
パッケージ管理システムから
検索してインストールしよう
sudo apt install -y apache2
うん!終わったよ!
次は設定ファイルを確認しよう
apache2.conf
やhttpd.conf
などになっているんだ設定ファイルの場所が分からなければ
find
で検索してみようsudo find /etc -name apache2.conf -o -name httpd.conf
うん!試してみるね!
/etc/apache2/apache2.conf
私の場合は
/etc/apache2/apache2.conf
みたいだね!今回は設定を変更しないけど設定を書き換えた場合は間違った記述がないか設定ファイルの書式チェックを行おう以下のようにすると確認できるよ!
apachectl configtest
次に設定ファイルの中から
DocumentRoot
という記述を探そうその場所に HTTP サーバが公開するファイルが配置されているんだgrep 'DocumentRoot' /etc/apache2/apache2.conf
実行して確認するよ!
DocumentRoot "/var/www/html"
設定されている値は
/var/www/html
となっているみたいそこのディレクトリでHTML ファイルを公開しているね
/var/www/html
直下にHTML ファイルを作ろうsudo bash -c 'cat > /var/www/html/sample.html << \EOF
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>私のページ</title>
</head>
<body>
<h1>自分のウェブページへようこそ!</h1>
</body>
</html>
EOF'
うん!HTML ファイルを配置したよ!
いよいよ起動だよ!デーモンを動かし自動起動を有効にしよう!
sudo systemctl enable --now apache2
問題なく起動したかどうかは以下で確認しよう!
systemctl status apache2
エラーなく起動したみたい!さっそく確認してみようよ!
作成した
sample.html
は以下の URL からアクセスできるよブラウザから見てみよう!http://サーバのIPアドレス/sample.html
IP アドレスを調べるには
ip addr show
だよね!結果は 192.168.0.100
だったよ!ということはブラウザから以下の URL にアクセスすればいいんだ!
http://192.168.0.100/sample.html
…おお!自分が作ったページが表示されている!
アクセスできない場合はファイアウォールで防がれている可能性があるよディストリビューションによって異なり設定も難しい場合が多いのでここでの説明は省略するね
今回は Apache HTTP Server を扱ったよ!HTML ファイルを公開してブラウザから見れるようになるんだ!
今回は基礎的な使い方のみ扱ったけど学ぶべきことはたくさんあるんだ例えば、暗号化された安全な HTTPS 接続や プログラムに HTML を生成させる動的ページなどがあるよこの分野に興味があるのなら書籍などの教材を用意して取り組んでみよう!