dircolors
コマンド
お兄ちゃん!
ls
で表示される
ファイル名などには
色々な色が付いているよね
あれって変えられるのかな?
変えられるよ!
今回は
dircolors
を扱おう!
dircolors
は
LS_COLORS
環境変数を
管理するよ
dircolors [オプション]... [ファイル]
オプション | 役割 |
---|---|
-p , --print-database | デフォルト設定を表示 |
LS_COLORS
環境変数はls
の出力の色に関係あるのかな?そのとおり!
dircolors
の-p
オプションを指定すると設定ファイルの雛形を出力してくれるよ実行して内容を見てみよう!dircolors -p
どれどれ?
...
.oga 00;36
.opus 00;36
.spx 00;36
.xspf 00;36
各行の属性や拡張子などで色を指定しているんだね
この数字は「ANSI エスケープシーケンス」 の数値だよ
それなら以前教えてもらったことを参考にカスタマイズできるよ!
この設定を
~/.dircolors
ファイルに書き出そう!dircolors -p > ~/.dircolors
うん!書き出したよ!
あとはこのファイルの内容を自分の好きなようにすれば設定は完了だよ
vim ~/.dircolors
書いた設定を反映するにはどうすればいいのかな?
まずは挙動を理解するために
dircolors
の引数に~/.dircolors
ファイルを指定してみよう!dircolors ~/.dircolors
どれどれ?
LS_COLORS='...';
export LS_COLORS
これで出力されるのはコマンドなんだね!
そうなんだだから
dircolors
をコマンド展開 $( ... )
した内容をeval
で評価すると設定が反映されるよeval $(dircolors ~/.dircolors)
これを
~/.bash_profile
に書けばオリジナルの設定が反映されるんだ!今回は
dircolors
を学んだよ!ls
の出力のカラー表示を設定できるんだ!デフォルトでも見やすいようになっているけど気になる表示色は自分の好みに設定しよう!