お兄ちゃん!
私が Linux に初めて触れたとき
アカウントを用意してくれたよね?
アカウント管理もスーパーユーザの
仕事のような気がする!
そのとおり!
今回はユーザを
作る方法を覚えよう!
useradd
コマンドuseradd
は
ユーザを追加するよ
useradd [オプション]... ユーザ名
オプション | 役割 |
---|---|
-m | ホームディレクトリがなければ作成 |
-d ホームディレクトリ | ホームディレクトリを設定(デフォルトは /home/ユーザ名 ) |
-c コメント | コメントを設定 |
-s シェル | シェルを設定 |
-r | システム用ユーザ作成 |
midori
ユーザを作成したときには以下のようにコマンドを実行したよsudo useradd -m -c "Midori Wakagi" -s /bin/bash midori
ほとんどの場合ユーザ作成時にホームディレクトリも一緒に作成するよ意図的にそうするのでない限り
-m
オプションをちゃんと付けているかどうか確認しようコメントには何を書いてもいいのかな?
特に制限は無いよ一般的にはメールアドレスやフルネームが書かれることが多いね
passwd
コマンドmidori
ユーザを作成した後は以下のように passwd
を実行していたよsudo passwd midori
passwd
の引数にユーザ名を指定するとそのユーザのパスワードを変更できるんだ!自分のパスワードを変更はどのユーザでもできるけど他人のパスワード変更はスーパユーザの役割だよ
こうやって最初に私のパスワードに
midori
を設定してくれていたんだよねそういうことだねあの時は簡便のために簡単なパスワードにしていたけど通常は初期パスワードでも推測しにくいものにするよ
今回はユーザ追加の方法を学んだよ!ユーザの追加は
useradd
で行いパスワード設定は passwd
で行うんだね他にもユーザ情報を変更する
usermod
や削除する userdel
があるんだこれらのコマンドでユーザアカウントを管理できるよ