Lから始まるLinux

3章7話
case文(実践)
3章8話 for文(使い方)
もくじ
3章9話
for文(実践)
for文(使い方)
若木 みどり
お兄ちゃん! ただ書かれている順に 実行するのではなく 処理の流れを 制御できるって面白いね!
若木 しげる
そうだね ifcase以外にも 色々な制御があるよ 今回は繰り返し構文 for文を扱っていこう!
使い方
若木 しげる
まずは 基本的な構造を 見てみよう!
for 変数 in 値1 値2 ...
do
  処理
done
若木 しげる
これは次のような流れで動くよ
  1. 変数値1 を代入して 処理 を実行
  2. 変数値2 を代入して 処理 を実行
  3. 同様に値の数だけ繰り返し
若木 みどり
in の後ろに続いている値の数だけ処理を繰り返すんだね!
値の指定
若木 しげる
in の後ろの値は直接書く以外にも以下のような様々な方法で指定可能だよ
指定方法
変数$FRUITS ( FRUITS="apple banana apricot" など)
ワイルドカード/home/midori/*
ブレース展開{1..10}
コマンド展開$(find /home/midori -type f)
若木 みどり
最終的にスペースなどの区切りで値が出力されていればたいていどのような指定も可能なんだね!
まとめ
若木 みどり
今回はfor文で繰り返しができることを学んだよ!
若木 しげる
次回はfor文を使ってスクリプトを書こう!