Lから始まるLinux

3章5話
if文(実践)
3章6話 case文(使い方)
もくじ
3章7話
case文(実践)
case文(使い方)
若木 みどり
前回はif文を学んだよ! 条件によって 処理を分けられるんだ!
若木 しげる
今回は条件分岐処理の仲間 case文を学んでいこう!
使い方
若木 しげる
まずはcase文の 書き方を覚えよう!
case in
  値1)
    処理1
    ;;
  値2)
    処理2
    ;;
  値3)
    処理3
    ;;
  ...
esac
若木 しげる
case の後に続く によって処理を分けるよ値1 に一致したら 処理1 が実行値2 に一致したら 処理2 が実行というふうに処理が分岐するんだ
若木 みどり
この ;;何のためにあるのかな?
若木 しげる
これは「ここでこの処理の分岐が終わり」という印なんだこれが無いと次の分岐に処理が続いてしまうよわざと書かないこともできるけど最初のうちは必ず ;;書くようにしよう
若木 みどり
わかった!忘れないよう気をつけるね!
値の指定
若木 しげる
case文では柔軟に条件を指定できるんだワイルドカードが使えるよ
若木 みどり
* は任意の文字列」? は任意の1文字」とかだよね?
若木 しげる
そのとおり!特に最後に *) を書くことで「どの条件にも当てはまらなかった場合」としてよく使われるよ
若木 みどり(驚き)
へぇ!条件の取りこぼしが無くなるね
若木 しげる
もう一つ便利なのは | だよこれは X|Y|Z) と記述すればX または Y または Z の場合」というように複数の条件をまとめて書けるよ
若木 みどり
柔軟に条件を指定できるんだねこれなら複雑な分岐もスッキリ書けそう!
若木 しげる
case文は書き方が直感的でたくさんの条件を使いたいときに便利なんだ
まとめ
若木 みどり
今回はcase文の書き方を学んだよ!面白い書き方なので早速case文を使って何か書きたいなぁ
若木 しげる
それは次回のお楽しみ!次で一緒にスクリプトを書いてみよう!