調子にのって
touch
で
ファイルを作りすぎちゃった!
これは削除するのが大変だなぁ…
それならファイル名を
一つ一つ指定するのではなく
「ワイルドカード(wildcard)」」で
ファイルを指定しよう!
ワイルドカード?
ファイル名を柔軟に
指定できるようにする
記号のことだよ
ワイルドカードには
以下のようなものがあるよ
ワイルドカード | 意味 |
---|---|
* |
任意の文字列 |
? |
任意の一文字 |
[...] |
... の中の一文字 |
[!...] |
... 以外の一文字 |
へぇ!
直接ファイル名を指定するのではなく
曖昧な表現でファイル名を指定できるのね
以下はホームディレクトリ直下の
ファイルを全て削除するよ
rm ~/*
これで作りすぎちゃったファイルを簡単に削除できるね!
rm
のときも伝えたけどファイルの削除は慎重にね!注意が一つあるよ通常の使い方だとワイルドカードでは隠しファイルを指定できないんだ
隠しファイルは普段気にしなくても良いように隠れてくれているんだったよねワイルドカードを使うたびにいつも隠しファイルのことを気にしないといけないとなったら確かに本末転倒だものね!
隠しファイルを指定したい場合先頭が「ドット( で 始まっていることを明示的に指定する必要があるよ
.
)」試してみたいけど
rm
は困るよね?それなら
ls
で試してみようこうすると -a
オプションなしでも隠しファイルを確認できるんだls ~/.*
[...]
や [!...]
は範囲はどうやって指定するのかな?
たとえば
a-z
を指定すればa
から z
までの文字すなわち英小文字全てというような指定も可能だよ英数字全てなら
0-9
だよね!これは便利そう!今回はワイルドカードを教えてもらったよ!ファイル名を直接指定する場合1文字でも間違ったら「そんなファイルは無い」 と言われるけどワイルドカードを使えば当てはまるファイル名を自動で指定してくれるんだね!
ワイルドカードを使うと規則を見出す論理的思考が鍛えられるよ一番良く使うのは「アスタリスク( なので これから使っていこう!
*
)」