今回はいつも入力している
コマンドを詳しく見ていこう!
実行して動いてくれたら
それ以上はあまり意識しないよね
ちゃんと「コマンド」を
見直すのは大事だと思う!
いつも入力している1行のコマンドを
「コマンドライン(command line)」と呼ぶんだ
コマンドラインは3つの要素から構成されるよ
コマンドラインの要素 | 役割 |
---|---|
コマンド(command) | 実行するプログラムの指定 |
オプション(option) | コマンドの動作変更 |
引数(argument) | コマンドの対象 |
ls -l /
と ls / -l
は
どちらもちゃんと動くけど
正しく書くのなら
前者の ls -l /
なんだね!
通常は改行でコマンドラインの終了だけど
「セミコロン( でも終了を表せるんだ
;
)」
改行で十分だと思うけど…
「セミコロン( を使うと
何が便利なのかな?
;
)」
短いコマンドを
1行にまとめたいときに便利だよ
以下の2つの例は同じ動作をするんだ
!1
!2
!3
!1; !2; !3
おお!短い記述ならこうやって簡潔にまとめられるんだね!
コマンドラインの末尾に「バッククォート( を付けると コマンドラインはその行で終わらず次の行へ続けられるんだ
\
)」それはどういうときに使うのかな?
オプションや引数が長くなるときに読みやすくするために使われるよ以下の2つの例は同じ動作をするんだ
touch very-long-name-diary very-long-name-poet very-long-name-memo
touch \
very-long-name-diary \
very-long-name-poet \
very-long-name-memo
おおっ!確かに読みやすい!
コマンドラインが正しい順番に並んでいたり見やすいようまとめたり分割することは他人にコマンドを読んでもらうときなどで大事だよ!