前回はサーバプログラムに関係しそうな
/etc
, /run
, /srv
, /opt
を覚えたよ!
長くなっちゃったけど
FHS は今回で最後だよ
その他のディレクトリを紹介しよう!
/boot
ディレクトリ
最初は
/boot
から紹介しよう
Linux 起動に必要なものが配置されているよ
変にいじると起動しなくなるので
覗くだけにしておこう
覗くだけでも怖いかも…
/mnt
, /media
ディレクトリ
次は 「マウント(mount)」という
仕組みのために用意されているんだ
/mnt
と /media
だ
これは
それはどういう
ものなのかな?
USB メモリのような
ストレージの内容を
読み込む仕組みだよ
ストレージのデータを
見れるよう展開する
場所なんだね
今は意味だけ
覚えておくよ!
/var
ディレクトリ
次は 「変化していく(variable)」
ファイルが配置されるんだ
/var
だよ
例えばどういうものが
あるのかな?
印刷出力待ちのデータ
メールデータ
ログなどがあるよ
多種多様なんだね
/var
の配下には
色々なディレクトリがあるけど
/var/tmp
は覚えておこう
役割は /tmp
と一緒だけど
再起動しても中のファイルは
残されることが多いんだ
便利そうだけど散らかっちゃいそうだね
再起動後も保持して欲しいと思ったら
/tmp
の代わりに /var/tmp
を使うよ!
/usr
ディレクトリ
最後に
/usr
だね
これは中身を見た方が早いので
以下のコマンドで中を覗いてみよう
ls /usr
見たほうが早いってどういうことだろう?
bin/ games/ include/ lib/ lib64/ libexec/ local/ sbin/ share/ src/ tmp/
ルートディレクトリと似たようなディレクトリがたくさんあるね
/usr/bin
とか/usr/lib
とか…ルートディレクトリには「これが無いとシステムが動かない」という 重要なディレクトリが置かれているんだ
/usr
にはルートディレクトリ配下よりも重要度が劣るディレクトリが配置されるよ今回は残りのディレクトリ
/boot
, /mnt
, /media
, /var
, /usr
を覚えたよ!さらに下のディレクトリにも分類があるけど最初はルートディレクトリ直下だけ理解すれば十分だよ!